出雲大社(いづもおおやしろ/いずもたいしゃ)は日本一の縁結びの聖地として全国的に有名です。その起源は古く、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建の由縁が記されているほどです。1744年に建てられた本殿は、日本で最も古い神社建築の形式である大社造りで、国宝に指定もされています。また分社も各地あり、東京の六本木や茨城、ハワイなどにもあります。
主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」が祀ってあります。参拝方法が「二拝四拍一拝」と一般の神社と異なるのも特徴的です。参拝時にはなるべく身ぎれいな服装を心がけ、ご祈祷を受ける時など正式参拝の際は、襟付きのシャツやジャケット等、男女ともにフォーマルな服装をおすすめいたします。
敷地内は緑豊かで、一歩足を踏み入れれば張りつめた神聖な空気を感じられます。四の鳥居をくぐるとメインの見どころである拝殿がありますので、まずここでお参りください。その後おみくじやお守り、御朱印長、かわいい絵柄の絵馬などをぜひお求めください。うさぎや馬などのかわいらしい像も敷地内にありますのでぜひ探してみてはいかがでしょうか。また敷地内をガイドが案内してくれるツアーもございます。
出雲大社周辺はご縁横丁や道の駅「大社ご縁広場」などがあり、名物ランチやぜんざいを味わえる茶屋、またお土産めぐりなどを観光と共にお楽しみいただけます。松江市からの公共交通機関でのアクセスも良く、駅近くには旅館、民宿、ホテルなどの宿泊施設も充実しています。